せっかくの自由な時間もこの後の仕事を考えると
急に体が重くなる。
明日の休日を思うと疲れが飛んで急にがんばれる。
人間はなかなかうまく生きられないものである。
しかし自分を不自由にしてしまっているのは結局自分自身であり、
気の持ちよう、心のおきかたで自由を手に入れる事ができるのではないだろうか。
最近サバキが良く決まる。
良く決まるので楽しくなりたくさんやっていると急に力んで決まらなくなる。
空手をやっているとそういう経験を少なからず経験するが、
これも結局気持ちの問題である。
何かにとらわれていると自由に動けなくなってしまう。
日常で言うと不安やストレスになり、
試合で言うと反則、負けにつながる。
以前大会で、つかみの反則を続けて失格になった選手がいた。
試合直後に黒帯の先輩がつかみ方が悪いと指導していたが、
反則をしようと思ってする馬鹿はいないわけで、
これも結局気持ちの問題である。
「勝つこと」にとらわれすぎた結果、
相手を睨みつけることになってしまい、力んで反則になる。
普通にやれば一本とれる試合だったのに。
だから先輩にはその選手の意地悪な部分を正してやって欲しかった。
空手の修行するからには空手の技の習得、強い身体を鍛えるのは当たり前
のことだが、
それと並行して、日常や道場の中で
心の在り方を稽古しなければいけない。
礼儀、節度をわきまえる。
必要以上の欲を持たない。
自分に厳しく行動し、人に優しく接する。
どこの道場でもやっていることだ。
ただの形式にせず、心のありかたに注意して
基本や型と同じくやるべきである。
ルールを守り、
自分を律した生活をし、
後の仕事にとらわれずに時間を過ごし、
楽にかまけず時間を過ごし、
人と仲良くし、
来るものは拒まず、去る者追わず、
困った人がいれば助け、
喜ぶ人がいれば祝う。
だけどそれが難しいんだと思うが、
私の好きな剣術家の言葉をかりると
「幾重にも稽古じゃ」
ということである。
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